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2007年06月01日

秦氏加茂氏連合と出雲氏

秦氏の松尾大社と加茂氏の両賀茂神社は、平安京が開かれた事によって、官幣大社となったが、
下鴨神社は、もともと出雲氏の勢力圏にあったもの。やがてこの地も加茂氏ゆかりとなるが、
太秦から嵐山一帯に勢力を張っていた秦氏と鴨川の水の要衝を制した加茂氏。
この頃は、水を支配することが大きな意味があったのだが、松尾大社は、美酒を作る霊験ある土地。
全国から信仰を集めてかなりになる。平安京大内裏内の『造酒司』の礎石跡が発掘され、
その跡は、「京都アスニー」の入り口前に石で記録されている。


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Posted by AKIYUKI KOYAMA at 01:07 │水の都 藻壁の章 第3章