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2007年05月15日

冷泉家

同志社の南西の一角に「冷泉家」が今に残る。
雅な年中行事が、今日も受け継がれている。
京都人なら誰もが知っているが、街の中には、「冷泉通り」の名を残す通りが数箇所ある。

日本人にとっての文学の原型の和歌。そして、言葉のリズム。
今日、京都には、城南宮をはじめ様々な和歌を楽しむ行事が受け継がれており、
様々な保存会が存在する。任天堂がバックアップした、『時雨殿』に代表されるように、
言葉を楽しむ伝統が、現在という時代になっても、子供たちの「かるた会」から
さらに「GS時雨殿」まで制作される背景に京都の脈々と受け継がれる文化が、
常にその時代を生きる人たちの熱き想いと時代のなかで楽しむ文化を受け継ぐ事によって
伝えられている。
そのシンボルの代表格の1つが、冷泉家の存在そのものである。


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Posted by AKIYUKI KOYAMA at 01:08 │文学の都 安嘉の章 第6章