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2007年04月17日

競馬の好きな都人

京都の淀に競馬場があり、開催日には多くの競馬ファンで周辺はごった返している。
もう一箇所祇園の花見小路の場外馬券場にも多くの人が詰め掛ける。
一般的に花街や祇園は日曜休みのところが多いだけに、普段とは別の街に変身するかのようだ。

ところで、現在一般的に競馬というと、イングランド発祥の西洋競馬を指しているが、
京都の都人は、平安京の時代から、競馬を楽しんできた。
京都では、競馬と書いて「くらべ馬」と読む。また「駆け馬」もある。
平安貴族にとって馬比べは、楽しみの一つだった。

馬の都 談天の章 第2章
詳しくは、続きを読んでください。

京都には、平安騎馬隊なる組織が府警に存在する。京大や産業大学の馬術部は有名。
宝ヶ池をはじめ、乗馬倶楽部も数箇所ある。
昔、大文字山に登る時には、馬を見ながら上っていったものだ。京大農学部も西から入ると馬場へ。
上賀茂周辺では、京都産大の人たちが、畑の間を乗馬姿で歩いている光景を目にする。
基本的に、上賀茂というと比べ馬の意味の競馬。では駆け馬で有名な神社は?
私の実家はそこの氏子です。平安貴族は、馬比べがかなりお好きだったようで、
様々な競馬を楽しんだようです。その雰囲気は、『西本願寺』前の『風俗博物館』でも楽しめます。

*京都つうの謎解き大3問は、左馬寮を(さまりょう)と読みますが、右馬寮をなんて読むでしょう?
ちなみに「うまりょう」ではありません。

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Posted by AKIYUKI KOYAMA at 22:51 │馬の都 談天の章 第2章