京つう

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2007年04月14日

世界の食は京都から

京都には、「錦市場」という有名な市場がある。
しかし、今回の主役は、七本松と大宮通り。
平安京の都が、最初の内裏が後に東にずれたので、
本来中心を羅城門まで走っていた朱雀大路が西の通りになったりしているが、
現在七本松には、京都の中央市場が市民に食材を提供している。
京都は、近郊農業や丹波方面からも多くの食材が運ばれていた。
今日出町商店街は、途中を越えて若狭に抜ける
「鯖街道(さばかいどう)」で有名だが、実は、四条大宮辺りから高浜までの西のサバ街道が存在した。
南は枚方方面からの海の幸。北は東西2つのサバ街道。
そしてお隣の琵琶湖。更に「京野菜」に代表される近郊野菜は、品質を高める京都近郊農家の鍛錬の賜物。
「京料理」は、宮廷料理・精進料理・懐石・庶民のおばんざい様々な文化に当時導入された外国文化が取り込まれている。
すべて海から遠い京都の保存食の文化も加工技術となって開花した。
更に京野菜は元々育て方に様々な創意が取り入れられている。
しかし、和食文化の中心的町が近年大きく変貌し始めた。

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第一章 食の都 皇嘉の章 

京都には、世界中から多くの留学生や観光客がやってくる。
住んでいるひとも実に多彩だ。大学から企業の研究機関、国際会議、文化交流活動。
ほぼ世界中のあらゆる国の事を、熱心に研究したりする人と京都では会える。
その結果、世界の料理が食べられる国際食の都になりつつある。
私は「京都くいしん坊の会」ブログで京都の世界の料理店を紹介しているが、
京都にしかない国の料理が食べられるお店は実に多い。
それは、日本文化を大事にする事の裏返しでもある。
近年京都では、和食が国際交流し始めた。京都は輸入雑貨の全国卸の本店もたくさんある。
海外支援活動も多彩だ。自分の文化があるからこそ海外文化も評価できる京都の魅力である。

ところで、今回テーマの「七本松通り」南の方は、リサーチパークや中央市場。御前と平行しているが、二条辺りでは「朱雀二条商店街」の一部になり、上に行くと北野商店街とクロス。立本寺や千本釈迦堂の横を抜けて、寺之内へ。そこで、『京都つう謎解き2問目』は、なぜ皇嘉の章で七本松の事を話題にしているのでしょうか?

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Posted by AKIYUKI KOYAMA at 00:36 │食の都 皇嘉の章 第1章